あけましておめでとうございます!
沖縄も年が明けてだんだん寒い日が続くようになってきました。(寒いといっても15~18度程度だけどw)
冬休みが明ける直前に蛍光表示管(VFD)とその制御用の部品を買って回路を組んだのでレポートします!
主要部品紹介
ИВ-18 (IV-18)
今回の主役!
(たぶん)旧ソ連製の蛍光表示管です。仕組みとしては真空管の一種(※)です。
フィラメントを加熱しそこから飛び出た電子をグリッドで加速して蛍光体にぶつけ発光させるものです。
青白い光で暗い中だと見やすくてオシャレですw
僕は国内の業者さん(nixie-tube.com)から手に入れたので送料抜きの単価が2900円でしたw
海外の業者からだと 3$/本 程度で買えるなる噂も聞いています。
(※整流や増幅をしないという点から機能としては真空管と異なる)
スイッチング電源キット(KID-1205A使用)
秋月電子さんのスイッチング電源キットです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05662/
IV-18は定格でDC30VとDC5Vの電源が必要なので複数の電源ラインが走ることになります。
KID-1205Aを使おうと思ったらピン幅が微妙なのでキットを買うことにしましたw
コミコミのICなので非常に使いやすいです。
存在感のある感じにしたい方(僕はそうでしたw)にはおすすめ。
ごっつくてかっこいいです。
TD62083APG(トランジスタアレイ)
トランジスタを8個連ねて収めたトランジスタアレイです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01516/
マイコンを使ってドライブするのでスイッチングが必要です。かといって普通にトランジスタを使うと大変なことになりますw
耐圧も大きく8回路内蔵で丁度よかったのでこれにしました。
エミッタが共通なので使い方に注意が必要です。プルアップで使っています。
mbed NXP LPC1768
今回制御に使ったのはいつものようにmbedですw
(紹介記事書いたので知らない方はどうぞ)
これ借り物なので早く自分の買いたいです(汗
信号入力が3.3Vなのでまた電源線が増えます(大汗
今回すること
ガジェット作る記事にすると長くなる気がするので、表示するまでを詳しく書いていこうと思います。
今回の課題は以下の二つ。
- VFDドライブ回路
- VFD制御プログラム
真空管は一般に高圧を使うのでドライバーを組みます。
また、IV-18はアノードコモンでグリッドによって表示桁を選択するのでダイナミック点灯が前提になっています。
というわけで次回は回路設計をしていきます!
今日はこのへんで! ノ
まるさ